米ぬかシャンプー
前回に引き続き米ぬかの利用法という事で「シャンプー」としての使い方を見てみましょう。
黒く長い髪は、昔から女性の美しさの象徴とされてきました。
近年では、男性もボサボサの髪より、つややかで美しい髪の方が清潔感があり、好まれるようになっています。そんな髪の毛のケアは大昔から行われており、今でも受け継がれている伝統的な知恵が存在します。今回はより安全に、そして美しくなるための昔ながらの髪のケア方法をご紹介します。
日本人は平安時代よりもさらに昔から、お米で髪を洗い、その長く黒い髪の美しさを保ってきました。
米ぬかにはビタミンCとビタミンEが豊富に含まれており、抗酸化作用と保湿効果が期待されています。さらに、毛穴の汚れを落とし、髪のダメージをケアする効果もあるため、日本女性は米ぬかや米のとぎ汁で髪を洗ってきました。
そのため、日本人の髪質には米ぬか洗髪が非常に適していると言われています。
米ぬか洗髪のやり方
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準備
- 洗面器に米ぬかを溶かし、適度な濃さに調整します。
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洗髪
- シャンプーの代わりに、米ぬか水を頭にかけて髪を洗います。
- 頭皮を優しくマッサージするように洗っていきます。
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すすぎ
- その後、しっかりとシャワーで洗い流しましょう。
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仕上がり
- 黒髪の方は、天使の輪が浮かぶような、綺麗でつややかな髪に。
- 髪を染めている方でも、キューティクルが整い、つややかな髪になるでしょう。
注意点
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排水口のケア
- 米ぬか洗髪後、お風呂場の排水口に米ぬかが詰まらないように注意しましょう。
- 洗髪後は浴室を軽くシャワーで流し、排水口も綺麗にしてから出るようにします。
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臭い対策
- 残った米ぬかが一晩経つと発酵して臭いを発することがあります。
- 湯上がりに浴室全体を軽くシャワーで流し、排水口をしっかりと掃除してから浴室を出るようにしましょう。
これで、昔ながらの知恵を取り入れた米ぬか洗髪を楽しみながら、健やかで美しい髪を手に入れることができます。
私も女将から聞いた方法。代々受け継いでゆきたいですね!